先日の当店Blogの不具合を受けて、ブログサービスを
はてなブログに引越し致しました。
急ピッチで作業していますが、まだ全て完了していませんので、
さまざまな不備がございます。
重要事項として、まだご注文のフォームができていませんので、
お手数ですが、ご注文いただく際は下記のリンクより、
当店Emailアドレスrubbergard@gmail.com宛にオーダーをお願い致します。
https://www.rubbergard.jp/about
また当店InstagramやTwitterからもオーダー可能です。
しばらくの間、ご不便をお掛け致しますが、よろしくお願い申し上げます。
本日の新入荷商品から、Brazilian-LP&7Inchを紹介します。
Quarteto Nova Era/Apolo
(RCA/1969) ¥176000
同時期にQuarteto FormaやOs Lobosにも在籍していたらしい、Fransisco Aguiarを核とするグループ恐らく唯一の4曲入りコンパクト盤。男女混成のガレージバンドということでOs Mutantesと比較され、またヒッピーカルチャーから出現した男2女2のグループ構成故か、ブラジルのMamas & Papasとも評される彼ら、これらのグループからの影響は当然濃く、こちらもOne & Onlyな個性を持つ才人Rildo HoraのペンによるGroovy Soft Rock”Apolo"、テープ逆回転やファズギター、ドラッギーな音処理にぶっといベースが映える”Viagem No Tempo”、ハモンド唸るPsych-Folk-Rock"O Tempo Nao Espera"など、様々な層にアピールしそうな、全編奇跡的な出来のトラックが並ぶ、60’s Brazilian Garage/Psychの激人気作です。ジャケには右下角に割れ、破れ(画像でご確認下さい)、右上には角スレ、裏面取り出し口に薄い焼け?等ありますが、あとはピンとしてなかなかキレイ。盤は恐らくあまりプレイされていない感じで、盤面には経年感薄くなかなかキレイです。
Darcy Da Mangueira/Amigo Da Felicidade/Caue-Caua
(Continental/1974) ¥11880
名門エスコーラMangueiraやUnidos Da Tijucaで、ソングライターとして活動した名作曲家Darcy Da Mangueira74年のシングルオンリー。"Caue-Caua"は近年人気高い足早で猥雑なAfro-Samba人気曲。Continental純正スリーヴ付属。盤にはごく薄いスレのみで再生はなかなか良好です。
Alcyvando Luz/Fala Moco
(Independente/1980) [SOLD]
Os Incriveis/Os Sucessos Das Paradas
(RCA/1979) [SOLD]
Chico Anisio/Inaugura O Humor Dancante
(Philips/1969) ¥7700
音楽ヴァラエティー番組Chico Cityの司会や、Arnaldo RodriguesらとのBaiano E Os Novos Caetanosでの活動でお馴染みの高名なコメディアンChico Anisio69年のソロ作。制作はNoanto BuzarとOs CariocasのSeverinho Filhoで、Tempo5なるジャズ・コンボがバックを付けたJazz Sambaマナーのトラックに、Chicoがなにやら面白そうな事をラップしまくる珍盤です。現地でSamba Rock人気高い”Paquerα"、Groovyな”Nem Vem Que NAo Tem"、とぼけたVocalが面白い”De Como Um Garoto ..."、そしてSemiramisなる女性とデュエットしたMenescalの"Voce"などなど。Philips/R.765.078 L/紺銀ラベル/ペラジャケ/MONO。ジャケ薄いスレ、汚れ、薄い角スレ、裏面に小さめのシール跡など。一応VG+表記ですが、盤経年感なく、悪くないコンディション。
Maricenne/Correntes Alternadas
(Independente/1992) ¥6600
Philipからのシングル"Mar, Amar / Marcha Para Um Dia de Sol"がBossa Novaファンに人気高い女性シンガーMaricene Costa。スタイルを変え長い期間活動を続けた彼女ですが、本作はArrigo Barnabéの兄弟PauloやBene Fontelesなど、Sao Paulo Rockやアヴァン系の曲者たちが多数参加した異色の作品です。トライヴァルなAfro Beatに、彼女の扇情的なVocalが映える”Dor De Dente"、Nelson Gonçalvesの歌唱が有名なSamba Cancao"Ceu Cor De Rosa"の擬似Old Jazzアレンジなど、さまざまな曲層のアイディアを、Sao Paulo一派らしいNew Wave的切り口にアップデート。特にGeraldo Cunha & Pery Ribeiro"Bossa Na Praia"を英語詞のモダンソウルにリアレンジした”Footprints In The Sand"がキラーです。ジャケすれ、リングウェア、汚れ。インサート汚れ、しわ。盤にはごく薄いスレのみ、再生はなかなか良好です。
Ivan Lins/A Noite
(EMI/1979) [SOLD]
Paulinho Tapajos/A Historia Se Repete
(Abertura/1978) ¥4950
Viniciusとの仕事でもお馴染みのPaulo Tapajosの息子で、Bossa Nova人脈との関わりも深く、ソロもあるMauricio 、Quarteto Em CyやUmas E Outrasに参加したDorinhaら兄弟たちと音楽一家に生まれ育ち、Arthur Verocaiとのコンビ仕事でも知られる名ソングライターPaulinhoのセカンドLP。Naireとの共作で、彼も唯一のLPで競演している”Quinze Anos"、Geraldo Flachのエレピたゆたう、”De Brincadeira"、Sivucaとの共作となるJazzyなワルツの表題曲A-6、そしてVerocaiとの共作、美しく牧歌的なバラード”Pera,Uva Ou Maca"など収録、派手さこそないものの、滋味溢れるイイ曲揃いの良作です。ジャケスレ、汚れ、リングウェア、角スレなど。盤にはごく薄いスレ程度、再生はなかなか良好です。