Grupo Queluz De Minas/Pra Vida
(Independente/1982) ¥18700
近年、ブラジル本国のサイケ/ロック系コレクターに取り上げられ、人気高まるミナス産CCM系マイナーグループ82年作。欧米産の自主系フォークと近似値なサウンドに、ミナスらしい牧歌的な浮遊感と、適度なフォルクローレ感を加えたような味わい。ピアノが美しいワルツ”Rumo Ao Sol”、ウエストコーストサウンドやハワイアンコンテンポラリーに通じる”Veludo”あたり良いです。ジャケ薄いスレ、リングウェア、汚れ、角潰れなど。インサートすれ、汚れ、焼け。盤にはごく薄いスレ程度、再生はなかなか良好です。
前作の”Uns”から引き続き、Electro路線を継承した84年作。Caetanoには珍しい80’s Pop-Rock調の”Podres Poderes”、Trancaからの再演となる、サンバ楽器使いの6/8レゲエ”Nine Out Of Ten”、こちらも仄かにレゲエ風味ある、切ないメロとレイドバックしたビートを持ったMid-Soul”O Quereres”、Rap風のVocalが楽しい”Língua”など収録、ヴァーサイタルな好盤です。盤薄いスレ、リングウェア。ブックレットタイプのインサートスレ、汚れ。盤にはごく薄いスレのみで、再生はなかなか良好です。
Roberto Miguel Miranda/Raphael
(Nimbus/1981) [SOLD]
Jackie Paris & Anne Marie Moss/Live At The Mainsonette
(Different Drummer/1975) ¥2530
50年代から活動し、多くのソロ作をリリース、他にも数々のレジェンド達との共演経験を持つJackie Parisと、Stashからのソロ作も素晴らしい奥方のAnne Marie Mossによる夫婦共演盤。この時代多かった往年のシンガーもののライブ音源でも本作は出色の出来。コンピ常連のGroovyな”I Believe In You~You’ve Made Me So Very Happy”、キャッチーで勢いあるRogers&Hartの”Thou Swell”カヴァーが人気。なんとドラムはSteve Gaddです!ジャケノーカット、薄いスレ、縁&角に軽いスレ程度。盤は音にさほど影響ないと思われる薄いスレ程度、再生はなかなか良好です。
水島早苗/サタディ・ナイト&サンディ・モーニング
(Victor/1977) ¥2310
日本Jazzの黎明期を代表するヴォーカリスト、57年には「水島早苗ヴォーカル研究所」を設立、マーサ三宅、金子晴美や伊集加代子らを輩出、後の日本の音楽界に多大なる貢献を果たしたビッグ・ネームです。本作は佐藤允彦の制作で、亡くなる一年前に出された最後の作品。トラッドやゴスペル、敬愛するBilly Holidayの楽曲を当時らしいモダンなアレンジでやった、素晴らしいVocal-LPです。カッティング&フルートのカウンターラインが効いた、緩やかにメロウな”God Bless The Child”、Bessie Smith曲をビートの効いたミディアム・ファンクに仕立てた”Wild And Reckress Blues”あたり素晴らしい。帯軽いスレ、汚れ、切れ。ジャケスレ、しみ汚れ。インサートしわ、汚れ。盤キレイで再生良好です。
Marcos Valle/Vontade De Rever Voce
(Som Livre/1981) [SOLD]
石川晶とカウント・バッファロー/ルパン三世
(Columbia/1983) [SOLD]
Gilberto Correia/To De Olho Em Voce
(Toque/1988) ¥5500
ブラジル中西部の都市Goiania出身のSSW Gilberto Correiaの1st-LP。88年リリ−スながら完全人力レコーディングで、程度にアメリカナイズされたメロディーとリズムアレンジもあり、当店ではMPBファンからAORフリークまで幅広く支持される一枚です。AOR〜Modern Soulテイストのミディアム”Pais De Sonho E Fato”やキャッチーなMPB”Ardencia”あたりなかなか。ジャケ薄いスレ、リングウェア、汚れ。盤にはごく薄いスレ程度、再生はなかなか良好です。
Horace Silver/Song For My Father
(Blue Note/1963) ¥2750
メンバー交代時期の作品で、2パターンのメンツが参加した63年作。西インド諸島出身の父親に捧げたと言われる表題曲A-1と”Que Pasa”は、シルバーのラテン趣味が出た人気のトラック。疾走感ある”The Natives Are Restless Tonight”もカッコいい。青ベタ黒音符/73年頃のプレス/Stereo/Van Gelder刻印。ジャケスレ、リングウェア、汚れ、背表紙スレ補修。盤にはごく薄いすれ、ヘアライン程度、再生はなかなか良好です。
Victor Feldman/Plays Everything in Sight
(Pacific Jazz/1967) ¥2200
7歳からミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせ、50年代に才能を開花させたUKの名プレイヤー/アレンジャー。人気高いイギリス時代のリーダー作でも、ピアノ/ヴァイヴ/ドラムなど、様々な楽器を操るバイプレイヤーぶり。本作は60年後期のUS録音盤で、ほとんどの楽器を自身で演奏したイージーリスニングジャズの名作。Carlos Lyraの”You And Me”やスピーディーなワルツ”Sure As You’re Born”他美しいトラック揃い。ST-20121/Stereo。ジャケノーカット、薄いスレ、汚れ、角に軽いスレ。盤にはごく薄いスレのみ、再生はなかなか良好です。
Renato Teixeira/Album De Familia
(O Jogral/1971) [SOLD]
Jotan/Same
(Master/1986) ¥2970
詳細不明、作品も今作しか見た事がありませんが、素晴らしい曲を書くオブスキュアなRioのSSWです。Antonio Adolfo/Luizao Maia/Claudio Jorgeなど、有名どころも参加、今作の洗練された味わいに一役買っています。ジャジーで美しいMPB”Meu Barco,Seu Mar”、や”Bruxa E Fada”をおすすめ。女性VoとデュエットしたSwinggyかつハートウォーミングなSamba”Olha O Trem”、美しいピアノメインのインスト”Outono”も良い感じ。ジャケスレ・リングウェア・汚れ、角&フチスレ。盤にはごく薄いスレのみで再生良好です。
Nelson Angelo制作の、Nana Vasconcelosブラジルでの最初のLP。全編ビリンバウで通した同年リリースのFranceサラヴァ盤と比べ、今作ではNanaは様々な打楽器に持ち替え、曲により呪術的なコーラスや弦アレンジが施された、より厚みを増したドープなサウンドを展開。Dj Nutsセレクトの”Aranda”がそのタイプのベストトラックです。ジャケ軽いスレ、リングウェア、汚れ、薄い角スレなど。盤にはごく薄いスレ、ヘアライン程度、盤面には経年感薄く、再生はなかなか良好です。
Milton Nascimento/Clube Da Esquina 2
(EMI/1978)[SOLD]
Tim Maia/Dance Bem
(Vitoria Regia Dsicos/1990) ¥3300
Timの中ではまだあまり評価されていない90年のLP。Dance Bem/Acenda O farol/I’ve Never Felt Like this Beforeなど、セルフカヴァー含むElectro Funk/Soulのイイ曲をたくさん収録した、今後再評価必至の良盤です。Timの自主レーベルVitoria Regia Discosからのリリース。ジャケ軽いスレ、リングウェア、汚れ。盤にはごく薄いスレ程度、再生はなかなか良好です。